懸賞サイト以外にも、ゲーム、出会い系サイトでも被害

海外で生まれた詐欺の亜種

主にケータイの懸賞サイト、無料ゲームサイト、出会い系サイトの利用者に「会員○万人突破キャンペーンであなた様に懸賞金として100万円が当選しました。」などのメールを送り、返信すると「懸賞金の受け取りには手続きの費用として、○×ポイント必要です」とそのサイト限定のポイント購入させてお金を騙し取る詐欺です。

ポイントや手数料の代金はコンビニATMで振り込むか、クレジットカード決済で支払うものが多く、いざポイントを購入しても、懸賞金を受け取る手続きは複雑で、先方とメールをやり取りするたびに購入したポイントは減っていき、再びポイントを買い足すという悪循環が繰り返されます。

懸賞金など最初から存在していないのですが、実際に100~300万円という高額な損害をこうむったケースも報告されています。「手数料は懸賞金でペイできる」「ここで諦めたら目の前にある大金を逃してしまう」という心理が働いて、騙されてしまう人が後を絶ちません。

さらに「手続きのためには、詳細な個人情報が必要です」として、名前や住所以外にも、クレジットカードを聞き出して悪用したり、ほかの悪質商法や振込み詐欺などに悪用されるケースもあります。被害者は20~30歳代の女性が多くなっています。

懸賞詐欺は加害者に匿名性があるため、どこの誰であるかがわからない場合が多く、被害金額を取り戻すことは困難で、泣き寝入りを余儀なくされる人も少なくありません。また、携帯電話の場合はメールの保存件数が限られているため、先方とのメールでのやり取りがほとんど残っていないこともあり、被害の証明が難しくなるという側面もあります。

怪しいと思ったメールは、別フォルダに保存しておいて、警察や消費生活センターなどに情報提供すると、被害防止に役立ちます。